KSエアーフリクションシャフトは、各種ウェブのスリット巻取軸に使用されます。繊細精密なスリット巻取りを実現します。
1.正確な張力制御
2.低張力巻取り
3.広い制御範囲
4.少ない各リングの張力差
5.曲げ加重による張力変動なし
6.イージーメンテナンス
7.スピ-ドを落とさず全てをコントロール
以上をバランスよく制御しますので、スピードを落とさず作業が進みます。
構造
多数のスリップリングがベアリングを介して中空軸芯上に○め込まれ、軸心に対して遊転します。
巻芯は、スリップリングが外周のカムコロでスリップリングに固着されます。
圧力制御されたエアーが軸心中心孔より供給されてピストンを押し下げ、
このピストンがストップリング内周をスリップしながらトルクを伝達します。
標準仕様
巻芯径 | リング幅 | 張力範囲 | 速度範囲 | 巻径範囲 | 最大ウェブ幅 |
---|---|---|---|---|---|
3 inch | MIN 30mm | MIN 30N/m~ | 300m/min | 径400~600m/m | 1300~1500m/m |
6 inch | MIN 40mm | MIN 30N/m~ | 300m/min | 径400~800m/m | 1600m/m |
使用条件
1.エアーはシャフトの軸端より巻取中、常時通気する必要があります。
2.エアーの圧力は5~70N/cm2です。
3.軸心とリングのスリップ回転差は、30~60回転とします。
4.清浄でドライな制御エアーを供給して下さい。
5.分解整備は原則として、メーカー又は販売店が行います。